今日はまず、ほぼ確定していた8月ヤクーツク行きのスケジュール練り直しから。例年は日本(新潟or関空)−ウラジオストックヤクーツクの行程なんですが、今夏はウラジオ−ヤクーツク便が極端に少なかったため、日本−ハバロフスクヤクーツクの流れで計画を立てていました。しかし、向こうから戻ってきたロシア人留学生の話によればハバの空港は税関のチェックが相当厳しく、出入国時の機材持ち込みやサンプル持ち出しで問題が起こる可能性が高いとのこと。サンプル持ち出しが出来ないとなると致命的というか研究が成り立たなくなるので、勝手知ったるウラジオでの出入国の可能性を模索。その結果、新潟−ウラジオ−ハバ−ヤクーツクの変則的な行程が浮上。問題はウラジオ−ハバの移動。現在最有力なのは鉄道12時間の旅。かの有名なシベリア横断鉄道の端っこ部分を走ります。それはそれでちょっと楽しみなところ。12時間は体力的に厳しいですが、サンプルは何より大事。背に腹は代えられません。飛行機も有りそうなので現在検討中。しかし予算的に厳しいですかね。。。
そのほか論文作成の続き。残るは考察を少々。明日中には2稿目をあげたいところ。


靴を新調してみました。写真はこれまでメインで使い続けてきた靴です。記憶が定かでは有りませんが、学部3年の頃に購入したはずです。それ以来6〜7年、履き続けてきたことになります。特に全ての海外調査をこの靴と共に過ごしてきたわけで、これでお別れとなると感慨深いものがあります。色々なことがありました。学会に革靴を持参せず、この靴とスーツの組み合わせで口頭発表をこなしたことは秘密です。現場で泥のなかに突っ込んだことは数知れず。ヤクーツクの森の中のキャンプサイトに置き忘れてきてしまい、ビーチサンダルで帰国する羽目になり、一月後の再訪問時にようやく回収できたなんて事もありました。そんな大事な靴ではありますが、酷使し続けたのでさすがにボロボロでした。ゴアテックス使用の防水加工なはずですが、穴だらけでは何の意味もありません。実家に帰るたびに早く新しいのを買いなさいと注意ばかりされていました。
そんなこんなでようやく靴を履き替える事となりました。必要に迫られて、というのは事実ですが、自分の現状を考え、新しい靴と共に新たな一歩を踏み出すべき時ではなかろうかと適当に意味づけしてみました。長い間ありがとうございました、ということで写真をとって残しておきます。
自分の海外調査にはビーチサンダルも必需品です。毎回マイサンダルを持参します。このサンダルも息が長いです。高校通学時に使っていた記憶があるので、かれこれ10年以上は使い続けていることになります。。。物持ちが良い人間なのだと前向きに捉えたいところです。ビーサンで登校ってどんな高校生だよ、と言うツッコミは無しでお願いします。