久々の良いニュース。
博士課程在学中は日本学生支援機構(旧育英会)から奨学金をもらうことによって主に生活してきました。奨学金というのはつまるところ借金なわけで、卒業したら返済しなさいよ、ということです。その額3年間でざっと100万ルーブル(過去の日記参照: d:id:f_takakai:20061128 )。
昔は卒業後、公的機関のいわゆる免除職(研究員とか先生とか?)に就いて何年か勤続すると奨学金の返還免除となるシステムがありました。それが最近廃止され、「奨学金もらってる期間中に頑張った人は免除しますよ(かなり意訳)」的な新しいシステムになっていました。
この新システム(?)については、業績なんて誰がどうやって評価するの?とか色々と疑問はつきないところですが、「出せるものは何でも出す」ということで当然のごとく申請しておりました。そしたら先日、全額免除との通知をいただきました。半額でも有り難いから何とか。。。と思っていた人間にとっては望外の結果でした。正直何をどう評価されたのかわからないんですが、とりあえず素直に感謝して喜んでおこうかと。


借金が減っても、今の自分の財布の中身が増えて財政状況が改善される訳ではありませんが、これを機にいい流れを引き寄せたいところです。とりあえず残る借金は年金未納分が5〜6年分(色々な意味で要確認)。
研究室の某OBがちょうど来訪されていたので報告したところ、「仕事の無い人間にはそのくらいしてやらんとかわいそう、ってことでは?つまり、とりあえず当分就職出来そうもないってことでしょう(意訳)」と見事な洞察とありがたい激励の言葉をいただきました。林学系の同期(同じく無職)も全額だったらしいので、なんとなくその説が当たっていそうな気もします。。。
冗談はさておき、学生時代から学振の特別研究員をしていた人々にはまだ及びませんが、とりあえずちょっとは追い付けたかな、とも思います。焦らず諦めず。

本日は要旨作成と見せかけて色々と。夜は前述の林学系同期とロシア人留学生とでこじんまりとお祝い、というか結局いつも通りの飲み。松→つくし。つくしへの移動途中で約1名が逃亡したので、ロシア人学生とサシでグランブルーを1本あけて終了。

いつのまにかツール開幕前夜。