遺産にもいろいろあります

卒業してからそろそろ半年、学生時代にうやむやにしてきたことにけりをつけていきましょうということで、過去の遺産処理シリーズ(勝手に命名)を近ごろ進めております。今回のお題は年金の精算。学生時代は支払い猶予という制度があったので、それを利用して支払いを先延ばしにしてきました(いわゆる出世払い?)。先延ばしした分は卒業してから追納すればよいという制度です。しかし、支払い猶予といえば聞こえはいいですが、要は借金。猶予から3年目以降の追納時には利子が付きます。自分の場合、博士課程まで進学してしまったので、猶予期間がずいぶんと長く、利子の膨らみが結構洒落にならないレベルになることが判明しました。そこで、今のうちに払える分は払って利子のかかる状態から脱却しておこう、ということです。加えて、卒業後に全く払っていなかったのでちょっとした未納期間が生じていました。今回の処理では併せて未納期間の解消も目指しました。「今さら年金をちゃんと払ったところで、どうせ還ってくるわけないよ」とか、もっともな事も言われますが、将来、政界に打って出る場合を考えると年金未納は危険すぎますし、何らかのアクシデントで働けなくなる危険性もあります(←こちらが本音)。片づけておくに越したことはないでしょう。しかしながら、ばかにならないのが年金。学生時代にコツコツ積み上げてきた蓄えはあっさりと吹っ飛び、それでもまだ足りない始末です。生活資金が一気にショートしています。どうしたものか。「金がないのは首がないのと一緒」とのサイバラさんの台詞が実感出来るようになってきた今日この頃です。
単純な話ですが、家計というのは収入と支出の差し引きで決まる訳です。支出をどんなに抑えても、やはり収入が無いと話にならない。そんな当たり前のことに直面し、なんとか稼ぐ方向性を見つけねばなりません、というのが今回の結論でした。その他の過去の遺産も、ぼちぼちと片づけていきたいと思います。