アクセプト

JGR (Journal of Geophysical Research)というアメリカの雑誌に投稿していたシベリア論文が受理(アクセプト)されたとの知らせをいただきました。前回の論文アクセプト(インドネシアN2O論文)から一年半ぶりです。博士論文の一章を英語に直して昨年6月に投稿してから半年かかりましたが、やれやれです。内容としては、D1,D2の時にヤクーツクキャンプサイトに長期滞在してとったデータなので、その苦労、思い入れなどはD論の中で一番重いものです。現地の人々をはじめとして多数の方々の協力をいただいてなんとかやり遂げた研究(もしくはサバイバル?)だったので、こうして形に出来そうで何よりでした。ちょっとは恩返しができそうかな、と。その陰でもう一報のシベリア論文は先週却下されてしまったので、手直しして再度投稿せねばなりません。その他にも、論文を書くべきデータが手元に溜まっています。やったことはきっちりと論文にして報告できるようにしないといけませんね。研究者として当たり前のことなんでしょうが、そうできるよう頑張ります。
ちょうど良いタイミングでシベリア調査でお世話になった某ペルー人(本論文でも共著者)が研究室に来訪。アクセプトを祝ってもらったのち、シベリアのデータについてのディスカッションなど。その後は受理された論文の最終稿を作成。早いところ編集部に最終稿を送りたいところです。