熱帯泥炭とビンタンビールとアヤムを巡る日常1

インドネシア紀行です。約2週間の予定。題名は適当につけましたが、当たらずとも遠からず。

2/17(日)成田−ジャカルタ
朝7時過ぎに実家出発、8:30成田空港到着。同行の院生さん(D3)と合流。合計3名でインドネシアへ出発。機内では珍しく気合いを入れて映画を3本鑑賞。ほとんど眠らず。観たのは「フラガール」、「サウスバウンド」「ショーシャンクの空に」。夕方にジャカルタ到着。空港で久々のビンタンビールを味わい、一泊。


2/18(月)ジャカルタ−パランカラヤ
午前中にジャカルタからボルネオ島・中央カリマンタンのパランカラヤへと空路で移動。特にトラブルもなく。空港で出迎えてくれた現地スタッフと合流。調査拠点となるパランカラヤ大学にて荷物確認、翌日からの調査日程の打ち合わせなど。パランカラヤでの宿は市内のホテル。ここに10日ほど滞在。水道(お湯も!)も出るし電気もつく(街中はよく停電してますが)。電話回線経由のダイヤルアップ接続でかなり遅いとはいえ、ネットも使える。おかげでメールを読めてこうして日記を書くことも出来ます。まあ、読まない方が幸せなメールというのも時に存在しますが。。。結局、何が言いたいのかというと、居住環境に関して言えば、ヤクーツクとは雲泥の差だという事です。気候は温暖(やや暑い)だし食べ物はおいしいし、氷入りのビンタンビールは飲めるし、天国ですね。(もちろん楽しいことばかりではありませんが、楽しいと思いこませているとだんだんと楽しくなってきます)。翌日より現地調査。


国内線の飛行機へと向かう同行者2名


2/19(火)森林サイト設置
現地調査開始。一つ目の森林サイトはパランカラヤ市街から川一つ向こうにあるということで、船にトロッコを乗り継いで移動。雨期なので川の水はやや多め。この川(セバンガウ川)は雨季と乾季で水位が2〜3m変動する。土壌からの温室効果ガス放出測定の準備をしている横で、半年前に設置しておいた窒素降下物測定用カラムを回収し、代わりに新しいものを設置。無事取れているようではありましたが、札幌に帰ってから分析している余裕があるかは不明。まあ、何とかはするつもりですが。


船で川を渡る


2/20(水)森林サイト測定

前日設置した森林サイトでガスフラックス測定。大学に帰って分析して終了。特に書くこともなく。