朝からコーン畑でガスフラックス測定のお手伝い。土壌水分の測定と土壌サンプル採取を担当しましたが、土壌表層は見事に凍っております。1cmくらい?その後、降水サンプルなどの採取お手伝い。こちらも水サンプルを貯めているポリタンク内で結氷。庁舎にタンクごと持ち帰ってボイラー室で解凍。いよいよ冬の気配。
寒さで言えば、過去には美唄の湿原でマイナス10℃での調査経験もありますので、それほど厳しくはありませんでしたが。当時は地下水(積雪が深いので凍らない)を吸い上げてみるものの雪上に出たとたんチューブの中ですぐに凍ってしまい対処に苦慮したものです。しかもその時のデータは修論にのっけただけでほぼお蔵入りしているので心苦しいですが、それはまた別のお話。


凍っているのはよく分かりませんが元コーン畑。シーズンには熊がよく出るらしい。


調査を終えて昼過ぎに静内を出発。道中、門別あたりのそば屋さんで遅めの昼食。田舎そば(?)を堪能しました。静内で調査する人々にとっては定番(らしい)そば屋さん。この研究室に来て6年目。静内には時々行っていたはずですが、なぜだか今回が初めて。札幌に戻ってからそう報告すると、「あそこに行かなきゃ静内に行った意味無いですよ」とのお言葉をを複数からいただく。そんなこと言われたって、連れて行ってもらえなかったものは仕方ないのです。ともあれ今回は満足でした。
札幌に戻ってメールの対応など。インドネシア関連の請負仕事でまたも追加の要請。向こう(ドイツ側)も期限が迫ってきてようやく本腰を入れ始めたような感触。